ワードローブ
先日お客様にご相談を受けましたので、今日はワードローブについて書いてみたいと思います。
ワードローブは、本来の意味は衣装ダンスや衣装棚のことですが、その意味からファッション用語としては、持っている服(中でもお気に入りの服)や、お気に入りの服の自分らしいコーディネートという意味となります。
さらには将来欲しいアイテムや、ファッションの購入計画、身につけるものの傾向や予算の使い方といった意味も含まれます。
広義に、簡単に申しますと、ワードローブは「自分のファッション観」という意味です。
ワードローブという言葉の範囲は、一般的に、服、靴、装飾物、さらにはインナーと、身につける全てのアイテムをさしますが、キーワードとなるのは、「お気に入り」という言葉です。
ワードローブを充実させるための最初のポイントは、まずは自分の最も好きなアイテムを選び(スーツ、シャツ、Tシャツ、靴、時計など)、それに特化する事がポイントです。また、限られた予算の中で充実させるためには、消耗品を購入しない事がコツとなります。
「これでいいや」という感覚で必要に応じて買ってしまいますと、そのアイテムはお気に入りとならずに寿命を全うして終わってしまいます。お気に入りのアイテムを増やすためには、まずはご自分で最初のアイテムを探してみましょう。そしてそのアイテムに合わせるために、周りの方やお店の方にアドバイスなどを求めても良いと思います。
お気に入りというアイテムが一つでもお持ちでしたら、それがワードローブになります。