背中のダーツについて
背中のダーツにつきまして、カウンセリングでもよくお客様からお問い合わせを受けます。
「ウエストをすっきりさせたいということだと思うんだけど?捉え方はそれでいいんでしょうか?」
といった内容がほとんどです。
そのとおりです。基本的には、ウエストを絞りたいときに入れるというのがダーツの意義です。
ダーツという名前は、その形に由来します。ウエストだけを絞る為に、菱形に縫いますので、結果、ダーツのような形になります。
ポイントになるのは、ウエストだけを絞るということです。
バストやヒップに影響を与えずに、ウエストだけを絞るということは、つまり、ウエストとバストとの差が大きい方に有効ということになります。
通常、脇だけでバストとウエストを絞ろうとしますと、その差は8センチくらいが限界です。それ以上絞ろうとしますと、両脇だけ(サイド二カ所)では絞りきれず、布に不自然なカーブが入ってしまいます。しかしダーツを入れる(背中に二カ所)ことによって、個人差はもちろんありますが、さらに約6センチほど自然と絞ることが出来ます。最大差14センチくらいまで絞ることが出来ます。さらにダーツを入れる背中というのは、人間の体の中で、最も窪んでいる箇所となり、絞っても、全体的なゆとり分には、あまり影響を与えない箇所といわれております。
もっと突っ込んだお話をされる場合があります。「さらに絞りたければ前に入れることも可ですか?」とカウンセリングなどでお問い合わせを受けることもあります。その場合もありますが、男性の場合はご体型によってということがほとんどです。
背中に比べますと、割合的に1%にも満たないくらいとお考えください。
女性の場合は、前にもお入れすることは非常に多くあります。