生地の基本品質について
「肌が弱いので、肌に優しい生地を探しています。」
と言われる方がよくいらっしゃいます。
私は、そういったお客様には、特に「アルモ Alumo」の生地をお奨めしています。
アルモの生地は、薬品などを使わず、極めて肌触りが良く、世界でも屈指の品質を誇っています。
私の知る限り、品質は世界一、間違いありません。
ちなみに、ここで生地の品質についてお話をさせていただきます。
まず服を作る工程で、化学薬品を使うという事実を知っている人はどのくらいでしょう?
それが皮膚のトラブルはもちろん、発がん性の恐れすらあるという事実を認知している人は、実際皆無に等しいと思います。
特にそのトラブルが多いのがいわゆる形態安定、ノーアイロンなどと言われる生地です。
シャツの場合、直接肌に触れるので、トラブルなどは深刻です。
僕自身、形態安定などのシャツには着ることはもちろん、触ることも最小限に済ませています。
本気で怖いからです。
そもそも、アイロンをかけなくてもよいというのは、人工的で不自然な気がしますよね。
食品で例えると保存料浸けにされているというイメージです。
生地にもオーガニックコットンなどの生地がありますが、基本的に高額になり、さらに品質的にどうかなと思うものも多々あります。
品質がよく、薬品を使わない生地もありますが、ごく一部で、さらには非常に高額です。