門外不出のロイヤルワラント、西インド諸島産の海島綿の中でも最も品質が良いとされるのが、バルバドス諸島の本島でのみ産出される、「海島綿のバルバドス」です。
この最も品質が良いとされるバルバドスを使って、織られた140番手の海島綿は、きめ細やかで、柔らかい品質を誇っています。
通常、白生地の頂点と言ってよい生地です。
特徴としては、きめ細やかな仕上がりと、打ち込みが多い割に、柔らかさを備えている点です。
普段着用とは言いがたいですが、特別な日の為、パーティ用として愛用していただければと思う一枚です。
よく、お問い合わせを頂く項目の一つに、このバルバドスと、もっと高番手のアルモの170番や、DJAの200番と比べてどちらがものが良いのか?というご質問をいただきます。
海島綿のバルバドスが、綿の品質としては世界で最も高いと言われています。ただ140番という番手ですので、糸の細さなどからは、もっと高い番手の生地が多々あります。
糸は番手が上がれば上がるほど、品質は良くなります。ですので、バルバドスの200番と言う番手があれば、文句無しに世界一の生地となるでしょう。ただし、海島綿は柔らかい綿ですので、200番では実用的には向かないと思います。
その辺はバランスで、バルバドスは140番手が合っているのだと思います。