1964年、創業 ― アイロン職人として、すべては始まった

当店の歴史は、1964年、父・山中真喜雄がワイシャツのアイロン仕上げ業として独立したところから始まります。

アイロン職人として独立した当時の山中真喜雄
アイロン職人として独立した当時の父・山中真喜雄

当店の創業者は、私の父である山中真喜雄(1936〜2011)です。1964年、シャツメーカーから独立し、ワイシャツのアイロン仕上げを請け負う小さな工房を開いたことが、すべての始まりでした。

シャツ好きが高じて、職人の道へ

父は、当時としては非常におしゃれな人でした。シャツ好きが高じて、東京のシャツメーカーで職人として働いていたほどです。

「1ドルシャツ」の時代

当時の日本には、アメリカ向けに「1ドルシャツ」と呼ばれる安価なシャツを国内で大量に生産するという、今でいう「世界の工場」のような産業構造がありました。シャツを縫う仕事は、いくらでもあった時代です。

そんな世相もあり、父は結婚を機に独立します。アイロン業者として、自分の名前で仕事を始めたのでした。


次の話:第2話 高度経済成長期

あなたのための一枚を、市川アトリエで。

創業60年、職人が一枚ずつ仕立てるフルオーダーシャツ。

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