バブル期、そしてバブル崩壊 ― 縫う仕事が、消えた

専属工場として安定した日々。しかしバブル崩壊とともに、国内でシャツを縫う仕事そのものが消えていきました。

1980年代後半から、当店はある1社の専属工場として、シャツとブラウスを手がけていました。

その会社は、アイビールックを踏襲した、いわゆるブリティッシュトラッド(英国伝統的スタイル)のブランドです。VANに勤めていた著名なパターンナーの方がいらっしゃり、私はその方からパターンやシャツづくりの手ほどきを受けました。

足元が崩れた日

平々凡々と、毎日シャツとブラウスを生産していた当店。しかし、その足元を根底から覆す時代の大波にさらされることになります。バブル経済の崩壊です。

それまで日本国内で作られていたシャツやブラウスのほとんどは、アジア圏で安価に作られるようになりました。国内には、シャツやブラウスを縫う仕事そのものが、ほとんど無くなってしまったのです。

取引先のブランドも衰退し、数年後には一度倒産してしまいます。

1993年。当店は、創業以来最大の危機に瀕しました。

※この会社のブランドは、今も名前を変えて存続しています。


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あなたのための一枚を、市川アトリエで。

創業60年、職人が一枚ずつ仕立てるフルオーダーシャツ。

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